しもやけ

しもやけとは

しもやけとは、体の一部が冷えたために腫れて固くなり、かゆみや熱くなるような感覚を覚える現象で、しもばれ、凍瘡とも言います。寒さのために血行が悪くなり、手足など血管が細い四肢の末端、皮膚が露出している頬や鼻先、耳たぶなどで起こる炎症です。

「ジンジン」といった感覚、むず痒い、痛い、熱いなどと表現され、患部を温めると、痛みやかゆみが強く感じられることが多いです。冷気にさらされた直後の血管は静脈・動脈ともに収縮していますが、動脈の方が早く拡張します。そのため、組織内に浸出液や炎症物質が漏れるためむくみが起こるのではないかと考えられています。

しもやけの症状は、手足の指、耳などが赤く腫れます。しもやけは症状によって、赤紫に腫れる樽柿型と、丸い環状になる多形滲出性紅斑型の2種類に分けられます。樽柿型は幼児に多く見られ、腫れた部分はゴムのように固くなります。

多形滲出性紅斑型は、冬から春にうつるころに多く見られるため「春期しもやけ」と呼ばれ、麻の実ほどの小さなものからアーモンド大の環状がみられます。また、しもやけの状態で皮膚が乾燥することで角質層に亀裂が生じ、内部が赤く見える、または出血するといった状態になります。これをヒビといい、程度のひどいものがあかぎれといいます。

しもやけに似た症状で「凍傷」がありますが、凍傷は異常な冷気にさらされることによって起こりますが、しもやけは日常生活での軽度の慣例から起こる皮膚障害です。しもやけは、外で遊ぶことの多い子供、成人女性がかかりやすいといわれています。