皮膚とかゆみ

治療・対策

皮膚のかゆみを抑えるには、掻かないことが重要です。掻いた刺激でかゆみが増し、皮膚を傷つけて2次感染を起こすのを防ぎます。無意識に掻いてしまった場合に皮膚を傷つけないために、手袋を着用する、爪を短く切るなどの工夫も重要です。

かゆみは体が温まると強くなります。肌を刺激しない手ぬぐいなどを濡らし、患部にそっと当てて冷やします。ただし、長時間肌に当てたままにしていると皮脂が取れてしまい、肌が乾燥する原因になります。

また、慢性的なかゆみのために、習慣的に掻いてしまうことがあります。それほどかゆみがないことがあるので、趣味や仕事などに集中していると、その間はかゆみを忘れることができます。寝ている間に無意識に掻いてしまう場合、厚紙などで筒を作り腕に通して寝ることで、肘が曲がりにくくなり、体を掻きにくくします。

掻かない以外に、肌の保湿を保つために、皮膚を清潔にし、スキンケアで対処できます。皮膚についたほこりや汗などは、皮膚に刺激を与え、かゆみの原因となるため、きちんと洗い流しましょう。ただし、洗いすぎは皮膚の水分を奪い、傷つけるため、かゆみをひどくすることがあります。

また、気温や湿度、精神ストレス、紫外線による日焼けが原因でかゆみを起こすことがあります。高温多湿・低温多湿にならないようにする、ストレスを溜めない、長袖を着るなどの紫外線対策をとる、市販や医療機関処方の保湿剤を使用するなど、肌の乾燥対策も有効です。