あせも・アトピー性皮膚炎

治療

あせもの治療は、汗を洗い流して清潔に保つことです。皮膚の表面の汗は、汚れとともに汗腺を塞いでしまうため、濡れタオルやシャワーなどで洗い流すこと、汗をできるだけかかないようにすること、汗をかいた場合、すぐにふき取ることが大切です。また、汗でぬれた服を着続けることにより、衣類と皮膚がこすれて刺激を与え、あせもをひどくすることがあります。木綿素材の肌着など、汗をよく吸収するものを着用しましょう。

汗を流すための入浴も、頻度が過ぎると症状を悪化させてしまいます。あせもの状態を観察し、適度に入浴するのが望ましいです。また、入浴時に使用する石鹸やタオルも、過度の擦りすぎによって症状を悪化させるので注意が必要です。体温上昇の少ないシャワー浴が望ましいでしょう。

あせもは悪化すると二次感染や膿皮症を起こすことがあり、強いかゆみを伴うことで不眠や食食不振などの症状を起こすことがあります。湿疹やかゆみを伴う場合は皮膚科専門医に判断してもらい、外用薬治療をします。制汗作用のある塩化アルミニウム溶液などを処方してもらいます。紅色汗疹の炎症が強いものは、非ステロイド剤や短期間のステロイド剤を使用します。

あせもがひどく、かゆみを伴うために掻き壊してしまう、二次感染や湿疹の発生を予防するために抗ヒスタミン剤を処方してもらうこともできますが、あせもじたいを治療する薬ではありません。また、抗ヒスタミン剤の副作用に強い眠気があるので、強いかゆみによる睡眠障害は防ぐことができるでしょう。

かゆみや痛み以外に、掻き壊しなどによる2次感染、アトピー性皮膚炎の治療には、抗生物質や抗アレルギー剤の服用が必要になります。